1週間前に放馬したミッキーアイル|マイルCS |果たして

 スワンSを制したNHKマイルC馬ミッキーアイルは、先週12日の調教で放馬。栗東坂路“4F49秒8”の猛時計をマークしてしまった影響が残っているのか、けさの動きが注目された。

 浜中騎手を背に坂路で単走。いつもどおりに躍動感たっぷりのフットワークで13秒9-12秒9-12秒0と快ラップを刻んだ。一杯に追われたラスト1Fも脚勢は衰えず、12秒4。4F51秒2はこの馬としては特筆するほどではないが、放馬の影響を感じさせない動きだったことは間違いない。

 「放馬の影響はまったくなかった。コースへの入りに気をつけたが、テンションは上がっていなかった。スワンSがかなりいい仕上がりだったので大幅な上積みはないけど、いい意味で変わりないです」とジョッキー。

 トーセンラーを筆頭にスワンSより一段上のメンバーがそろうが、「相手関係より自分のリズムで行けるかどうか。京都外回りのマイルはコーナーまでの距離がたっぷりあるので、そこでリズムを整えられる。京都で結果(3戦3勝)は出ているし、自分の競馬をして負ければ、相手が強かったということ」。己の道を突き進むだけだ。(夕刊フジ)

 
 ミッキーアイルの件はいろいろなところで語られています。