朝日杯FS|急遽開催された共同会見
「朝日杯FS」豊、全G1制覇へエアスピネル万全、全ての面でレベル高い

 2歳王者決定戦「第67回朝日杯FS」の追い切りが16日、栗東、美浦トレセンで行われた。最大の注目は前人未到の全G1制覇が懸かる武豊。2戦2勝の大物エアスピネルとのコンビで周囲の期待も大きい。通常2歳G1では行われない共同会見が16日に“特例”で開かれ、武豊はスピネルへの期待から母エアメサイアの思い出、全G1制覇への意気込みなどを熱く語った。

 ――まずはエイシンヒカリでの香港C優勝、おめでとうございます。

 武豊「強かったです。非常に楽しみにしていたレースだし、本当にうれしかった」

 ――朝日杯FSはエアスピネルで2週連続G1制覇が懸かる。

 「デビュー前から期待していたが、2戦とも完璧といえる内容だった」

 ――デビュー前から期待していたというのは?

 「血統的にもそうだし、調教に乗った時に素晴らしい動きをしていた」

 ――母エアメサイアとは似ている?

 「あまり似ていないんですよね。(毛)色も違うし、体形も似ていない。ただ能力と乗り手の指示に従うところは似ている」

 ――前走・デイリー杯2歳Sは強かった。

 「スタートはあまりよくなかったが、すぐ流れに乗れた。芝が重かったのも問題なかった。スピードに乗れば自分で走ってくれる馬。2戦目であれだけのパフォーマンスを見せられる馬はなかなかいない。朝日杯FSが楽しみになった」

 ――朝日杯FSには全G1制覇が懸かる。

 「3年前にサダムパテックでマイルCSを勝って朝日杯1つが残ったが、今年はこれだけ人気を集める馬で出られる。大きいチャンスだなと思っている。ただ記録は別にしてスピネルにとって大事な一戦。自分の記録とは別に頑張りたい」

 ――エアメサイアの子で臨むことへの思いは?

 「メサイアは全レースで手綱を取らせてもらったし、特に秋華賞はうれしかったのを鮮明に覚えている」

 ――エアメサイアがオークスで敗れたシーザリオの子(リオンディーズ)も出てくるが。

 「これも競馬の面白いところ。メサイアとシーザリオの子が一緒に走るのは楽しみ。スピネルを2歳チャンピオンにしてあげたいという気持ちは強い」

 ――エアスピネルの長所は?

 「2戦のキャリアを思うと全ての面においてレベルが高い。伸びしろもまだまだありそう。デビュー前は走るバランスがいいと感じたし、デビュー戦で追ってみると凄くいいフォーム。一流馬特有の背中だと感じる」

 ――あらためて全G1制覇への意識は?

 「普段は記録のことは気にしないが、あと1つとあればそろえたいと思う。せっかく自分だけが頂いたチャンスなので。まだ勝ったことがないレースだから、不安はそこだけですね」

 

 

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